世界の大豆

 
  (1) 大豆の原産地
  (2) 世界の大豆生産
  (3) 世界の大豆需要
  (4) 大豆の貿易

 
 
(1) 大豆の原産地

大豆の野生種は知られていませんが、ツルマメ(ノマメ)から栽培化された栽培種とされ、ツルマメは東アジアに広く自生しています。 ツルマメと大豆の中間種が中国東北部に雑草の状態で見いだされることから、大豆栽培の起源は中国東北部から シベリアのアムール川流域とされています。
   
 
中国では約5000年前から栽培されていたとされ、日本では縄文時代の遺跡からも出土しています。 ヨーロッパには18世紀になってから、アメリカには19世紀になってから伝わりました。
 
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  (2) 世界の大豆生産

私たちの食生活に欠かせない大豆ですが、国産大豆だけではのその需要をまかなうことができません。 大部分を輸入に頼っています。
 
  2008年の世界の大豆生産量は2億3000万トンで、主要生産国であるアメリカ・ブラジル・アルゼンチン・中国の4カ国で 世界生産量の約90%を占めています。そのうち約三分の一がアメリカで作られます。
生産量のうち約80%が採油用、食用は20%程度です。

 
   

             
主要国の大豆生産量(2008年)
順位国名生産量(単位:万t)
1 アメリカ8,054    
2 ブラジル5,992    
3 アルゼンチン4,623    
4 中国1,555    
5 インド 905    
14 日本 23    
農林水産省HP大豆関連データ集より
 


   
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  (3) 世界の大豆需要

世界各地で栽培されている大豆ですが、その多くが採油用として利用されています。
2007年の世界の大豆の需要量約2億3千万tのうち、食用に利用されているのは1千万t余りにすぎません。 食用のほか、飼料用、種子用としての需要もあります。

需要量の多い国はアメリカ、中国、ブラジル、日本などですが、食用としての需要が多いのは中国、日本、インド、ブラジルのなどの国になります。
 
                   
主要国の大豆国内需要量(2007年)
順位国名需要量(単位:千t) うち食用(単位:千t)
1 アメリカ52,309    13    
2 中国45,299     5,298    
3 ブラジル32,716    624    
4 インド 9,927     930    
5 日本 4,302    1,044    
6 インドネシア 2,830    306    
農林水産省HP大豆関連データ集より
 
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  (4) 大豆の貿易

 
  主要国の2007年の大豆の輸入量、および輸出量は、以下の通りです。
わずかではありますが、その品質の良さなどの理由で、日本も大豆を輸出しています。

日本は国内需要の約95%を輸入に頼っています。平成21年度の輸入量は約3390千トンで、
主な輸入先はアメリカ、ブラジル、カナダなどです。
 
 
               
主要国の大豆輸入量(2007年)
順位国名輸入量(単位:千t)
1 中国33,198    
2 日本4,161    
3 インドネシア2,242    
4 タイ 1,543    
5 トルコ 1,318    
               
主要国の大豆輸出量(2007年)
順位国名輸出量(単位:千t)
1 アメリカ29,846    
2 ブラジル23,739    
3 カナダ1,869    
4 中国 533    
  日本 5    
 


 
               
日本の大豆の主な輸入先(平成21年)
順位国名輸入(単位:千t)
1 アメリカ2,412    
2 ブラジル570    
3 カナダ353    
4 中国51    
合計  3,390    
いずれも農林水産省HP大豆関連データ集より
 


   
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