日本の大豆
 
国産大豆は、その味の良さ、安心感などから評価が高く、ほぼ全量が豆腐、煮豆、納豆などの食品向けになっています。 平成20年度の大豆自給率は6%となっていますが、食品用に限ると約25パーセントまで上昇します。
 

  (1) 国内大豆の生産量・需要量の推移
  (2) 現在の作付状況など
  (3) 大豆の用途別使用量など
  (4) 日本の大豆品種
  (5) 都道府県庁所在地別大豆加工品年間購入状況


  (1) 国内大豆の生産量・需要量の推移  
  国内での大豆の需要量は、年間500万t程度で推移していましたが、平成16年以降、油糧用に
ついては、大豆の国際価格の値上がりに伴いなたね油に移行し、近年は400万t強で推移しています。
食品用に付いては、ほぼ100万t程度で推移しています。

国産大豆は、その味の良さ、安心感などから評価が高く、ほぼ全量が豆腐、煮豆、納豆などの食品向けになっています。 平成20年度の大豆自給率は6%となっていますが、食品用に限ると約25パーセントまで上昇します。
 

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  (2) 現在の作付状況など  
  平成21年度の都道府県別の大豆の生産量を以下に示します。
 

     
平成21年 大豆作付面積順上位の県
順位県名作付面積ha 割合% 収量t
1 北海道 24,500 9999 48,500
2 宮城 11,500 9999 18,100
3 秋田 10,100 9999 12,800
4 佐賀 8,840 9999 21,000
5 福岡 8,030 9999 14,900
全国計 145,400 100 229,900
 
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  (3) 大豆の用途別使用量など  
  食品用大豆の用途別使用量の推移を以下に示します。。
 
  平成21年度の国産大豆の用途別供給割合を以下に示します。
 
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  (4) 日本の大豆品種  
  国内では、様々な用途や栽培地域に応じ、いろいろな品種の大豆が作られてます。
また、用途ごとに求められている品質に違いがあります。

主な用途と、求められている大豆の品質は以下のようになります。
 
   
豆腐 豆腐の製品歩留まりを重視
タンパク質含有量が高い
フクユタカ
エンレイ
煮豆 粒の大きさ・味・色・見栄えを重視
大粒で糖分含有量が高く、外観品質が良い
タチナガハ
いわいくろ
納豆 粒の大きさ、色、硬さを重視
小粒で粒ぞろいがよく、外観品質が良い
納豆小粒
スズマル
味噌 色調重視
キタムスメ
   


  平成20年度 全国の作付面積上位5品種は次のようになります。  
       
平成20年 作付面積上位5品種(全国)
順位品種作付面積ha 割合% 栽培地方
1 フクユタカ 33,817 23.0 東海、近畿、四国、九州
2 エンレイ 18,823 12.8 関東・東山・北陸・近畿・中国
3 タチナガハ 11,581 7.9 関東・東山
4 リュウホウ 10,698 7.3 東北
5 ユキホマレ 1,340 6.1 北海道
   


  上記品種の特徴を紹介します。  
     
品種用途 特徴
フクユタカ 豆腐 高タンパクで豆腐にした時、固まりやすく硬い豆腐ができます。 また、豆腐に加工する際の収率が高く、豆腐・油揚げ用原料として高い評価が得られています。 広域適応性のある多収品種。草姿良く倒伏にも強いので、密植栽培にも適応できます。
エンレイ 豆腐
味噌
外観品質がよく、広域適応性の高い品種です。 蛋白質含有率が高く、豆腐加工に好適で、味噌加工にも向きます。
タチナガハ 煮豆
豆腐
大粒で外観品質がよく、エンレイよりも多収の品種です。大粒で裂皮の発生が少なく、煮豆に適しています。 蛋白質含有率が中程度で、豆腐の歩留まりが低めです。
リュウホウ 豆腐
煮豆
豆腐、煮豆の加工適性が高い品種です。倒伏しにくく、莢もはじけにくいので機械化収穫に適しています。
ユキホマレ 煮豆
納豆
味噌
蛋白と脂肪含量は「トヨコマチ」同様に中と低で、遊離型全糖含量は同品種並みに高いです。 耐倒伏性が強く、難裂莢性であることからコンバイン収穫に適した品種です。耐寒性も強いです。
 
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  (5) 都道府県庁所在地別大豆加工品年間購入状況  
  大豆製品の消費量は地域によってかなり差があります。
都道府県庁所在地における大豆加工品の購入状況を以下に示します。
 
       
豆腐
順位都市名購入金額(円)
1 那覇市 8,648
2 盛岡市 8,295
3 福島市 7,220
4 静岡市 7,204
5 徳島市 6,934
51 札幌市 4,791
   
油揚げ・がんもどき
順位都市名購入金額(円)
1 福井市 7,369
2 京都市 5,065
3 福島市 5,042
4 堺市 7,204
5 大津市 6,934
50 札幌市 2,142
   
       
納豆
順位都市名購入金額(円)
1 福島市 7,089
2 前橋市 5,623
3 水戸市 5,530
4 盛岡市 5,240
3 山形市 5,105
14 札幌市 3,991
   
味噌
順位都市名購入金額(円)
1 盛岡市 906
2 浜松市 893
3 青森市 884
4 大分市 850
5 静岡市 845
19 札幌市 678
   
       
しょう油
順位都市名購入金額(円)
1 長崎市 787
2 松江市 772
3 鹿児島市 694
4 堺市 690
3 大分市 682
49 札幌市 469
   
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