キュウリの品種
 
日本のキュウリは、東南アジアから中国に入った華南型と、シルクロードを通って
中国に入った華北型を導入して育成したものです。
古く導入されたものは華南型で、明治以降導入したシナ三尺、北京、立秋、四葉などは
華北型です。これらの交雑により様々な品種が育成されていますが、
最近の品種は華北型の血を引いたものが多いです。

北海道では、次のような品種が栽培されています。
                     
  オーシャン   
   1996年発表の品種で、現在北海道で最も多く作付されている品種。
受光性の良い草姿で、果皮の色や光沢に優れ、果実肥大が早い。
北海道では促成栽培以外のすべての作型に適している。
 
                
  アルファー節成   
   整枝と選別作業の省力化を図るため、安定した雌花着生と栄養成長性を持つ品種。
1996年発表。北海道ではハウス早熟作成型が適している。
 
                
  プロジェクトX   
   果形の安定性が良く、食味や収量性に優れた品種。
2001年に発表。北海道ではハウス抑制栽培型でおもに作付される。
 
                
  はるか   
   促成栽培においても果実肥大が良く、果形や果長が安定してそろいが良く、
葉が肉厚でつるが込みすぎず、草勢維持が容易な品種。
1996年発表。北海道では促成作型に導入されている。
低温期や日照量の少ない時期でも果実の肥大が良く、収量が多く、秀品率も高い。
 
                
  むげん   
   府県の越冬作型や、促成作型において、高品質で食味の良い品種育成を
育成を目指し、 2001年に発表。北海道では促成作型に適している。
果皮色、光沢が良好。甘みや香りが強く、日持ち性も良好。