ダイゼインとエクオール


  大豆イソフラボンは女性ホルモンの一つのエストロゲンとよくにた構造を持っています。
そのため、女性ホルモンに関連の深い乳がんのリスクを下げる、更年期障害の予防、
骨量の低下の予防などの効果が示唆されています。
しかし、疫学的調査ではその効果にかなりバラつきがあります。
 
現在その原因として、主要イソフラボンであるダイゼインの代謝産物のエクオールが
注目を浴びています。エクオールは、イソフラボン代謝産物の中でも特にエストロゲン
活性が強いことで知られています。

イソフラボンの代謝には、各個人の腸内細菌が影響しています。
特にエクオールについては、産生能が高いグループと低いグループに分かれます。
腸内にエクオール産生菌を持つかどうかがその違いです。
エクオール産生菌を持つ割合は、日本人で約半数、欧米人では三割ほどです。

イソフラボンの効果が顕著にあらわれるのは、このエクオール産生菌を持つグループです。

  ダイゼインとエクオール