国産ワインの表示
 
  日本にはワイン法はありませんが、昭和61年(1986年)に全国5つのワイン製造者団体で
構成する「ワイン表示問題検討協議会」が制定した自主基準があります。

この基準は、近年、国産ぶどうを100%使用したワインの品質が著しく向上し、
海外のワインコンクールで高い評価を得ていることや、国産ワインコンクールが
定着したことなどにより、平成18年(2006年)に国際ルールとの整合性にも
配慮した改正が行われています。


 
適用範囲 ぶどうを原料の全部又は一部としたワインで、日本国内に
おいて製造され、日本国内において消費されるワイン。
 
 
製造者名の
表示
製造者名又は製造者名と製造場名(○○株式会社
××ワイナリー等)のいずれかをメインラベル又は肩ラベルに
明瞭に表示する。
 
 
輸入原料を
使用した
ワインの
使用事実の
表示
製造したワインが輸入原料を使用している場合には、
使用量の多い順に、「国産○○使用」(○○は果実の名称)、
「輸入○○使用」、「国産○○果汁使用」、
「輸入○○果汁使用」、「輸入ワイン使用」の用語により、
メインラベル、肩ラベル又は裏ラベルに明瞭に表示する。
 
  「国産ぶどう100%使用」、「○○産ぶどう100%使用」の表示 国産ぶどうを100%使用したものについては「国産ぶどう100%使用」と、また、国産ぶどうを100%使用し、かつ
○○産(収穫地)のぶどうを100%使用したものについては、 「○○産ぶどう100%使用」と表示することができる。
 
 
産地(収穫地)の表示 国産ぶどうを100%使用したもので、同一産地のぶどうを 75%以上使用したものについては、産地を表示することが
できる。
 
 
品種の表示 同一品種のぶどうを75%以上使用したものについては、
品種名を表示することができる(二品種以上のぶどうを
使用している場合には、 上位二品種の合計が75%以上)。
 
 
年号(収穫年)の表示 国産ぶどうを100%使用したもので、同一収穫年のぶどうを75%以上 使用したものについては、年号(収穫年)を表示することができる  
 
特定用語の定義 以下の用語を表示する場合の要件を規定します。
(1)貴腐ワイン・貴腐、(2)氷果ワイン・アイスワイン、
(3)クリオエキストラクション、
(4)冷凍果汁仕込、(5)シュールリー、
(6)限定醸造、(7)シャトー・ドメーヌ、
(8)エステート、(9)元詰・○○元詰、
(10)無添加
 
  ワインラベル表示例1