果実酒製造業概況


  平成22年10月1日現在で、果実酒(ブドウを原料とする者に限る。以下同じ>)の
製造免許(試験製造免許を除く。)を有するものと、それらと資本関係にある販売会社は
合わせて175者あります。

国税庁の調査の結果(調査対象175者、回答数157者、うち製造業者155者)から、
興味深い事柄を抜粋しました。



  1.製成数量規模別構成比  
  回答製造業者155者のうち、148者(95.5%)が中小企業者です。
また、118者(76.1%)が製成数量100kl未満の者となっています。
  果実酒製成数量規模別構成比
 




  2.製成数量  
  平成21年の果実酒精製数量は78,031klであり、前年の87,069klに比べ
9,038kl(10.4%)減少しています。
このうち、大手5者のシェアは81.6%であり、前年に比べ減少しています。
  果実酒製成数量
 




  3. 原料の使用状況  
  果実酒の原料の使用状況について見てみると、国産原料の使用割合(生果換算の重量比)は
25.8%で、そのうち生ブドウが95.3%を占めています。

使用原料のうち、74.2%を輸入原料が占めており、そのほとんどが濃縮果汁の状態で
輸入されたものです。
  原料使用状況
 
  また、国内製造ワインに、樽のまま輸入したバルクワインをブレンドして
商品としているものもあります。
バルクワインの製成数量は14,582klとなっています。

これらの結果から、国内で作られているワインにおける原料の国産生ブドウの割合を
試算してみたところ、約20%となりました。
  原料使用状況
 
  国税局 果実酒製造業の概況(平成22年度調査分)より抜粋
及び試算