ブドウのポリフェノール
 

ブドウの機能性成分として、まずポリフェノールが挙げられます。
ブドウのポリフェノールには、LDLコレステロールの酸化抑制による動脈硬化に対する効果、
ラジカル消去活性による種々の抗酸化活性などが良く知られています。

ブドウには様々なポリフェノールが含まれています。そのポリフェノールの含量は
ブドウの品種、栽培方法、場所、その年の天候などによって大きく左右されます。
図1にブドウに含まれるポリフェノールのおおよその存在比を示します。
  ブドウにおけるポリフェノール存在比

図1 ブドウにおけるポリフェノール存在比

 
 

最も大量に含まれる部位は種子であり、次にアントシアニンを含む果皮です。
果汁およびパルプにはわずか5パーセントしか含まれていません。
最近話題になっているレスベラトロールは果皮に比較的多量に含まれています。

白ワインはブドウ果汁から発酵するため、ポリフェノールの含量は少ないですが、
吸収に優れると思われる単純フェノール類であるフェルラ酸、カフェ酸などが
含まれています。

赤ワインは果皮・果汁・種子込みで発酵するため、ポリフェノール類が
アルコールにより効率よく抽出され、豊富なポリフェノールを含有します。


  参考 食品機能性の科学 株式会社産業技術サービスセンター