カーボニック・マセレーション法


  赤ワインの特殊な製法に「カーボニック・マセレーション法」があります。
「炭酸ガス浸漬法」ともいいます。

これはブドウの実を房のまま入れた容器を密閉し、炭酸ガスを充満させておこなう
特殊な発酵方法で、通常の発酵よりも短時間でワインを完成することができます。
ボジョレー・ヌーボーもこの方法で作られています。
この方法で造られたブドウ酒はあざやかな色合いを持ち、タンニンが少なく、
飲みやすいのが特長です。

通常の発酵が酵母の働きで糖をアルコールに変えているのに対し、
カーボニック・マセレーション法はブドウ細胞内の酵素の働きでアルコールを
つくりだすことから始まります。
そして、軟らかくなった果皮は破れ、従来の酵母による発酵も同時に進みます。

短い期間で醸造を終了させるため、一般的なワインよりも高い温度(30℃~35℃前後)で
作られることが多いです。マセレーションの期間は約一週間といわれています。
  カーボニックマセレーション