飲み物を選ぶ時のオススメ情報

食後に飲み物を飲む時、どんな飲み物を飲んでいますか?図4に緑茶、紅茶、インスタントコーヒーそれぞれ1杯分(180cc)の抗酸化価を示しました。インスタントコーヒーが紅茶や緑茶より約2倍高いことがわかります。インスタントコーヒー1杯で1日の抗酸化価がとれてしまいます。機能性の観点から飲み物を選ぶなら、参考にして見て下さい。最近は水筒の代わりにペットボトルを持ち歩いている人を多く見かけます。特定保健用食品(トクホ)の飲料も出ていますが、緑茶やウーロン茶にはペットボトル1本(500cc)に約4000AOU(ORAC)の抗酸化価があります(図5)。食事で抗酸化価がとれなかったら、飲料で抗酸化価を摂りましょう。
アロニア
図4グラフ
図5グラフ
果物の摂取量が少ない現代、1日200gの果物を食べるよう推奨されています。意識しないとなかなか果物を摂れないのが現状です。食事バランスガイドでは、果汁100%ジュースを200g飲めば、果物を半量の100g摂取したとして数えることができます。(ただし、果物の摂取をすべてジュースに置き換えるのではありません。果物の補助的なものとして考えましょう。)3種の100%ジュースの抗酸化価は、図6のようにストレートよりも還元の方が高くなっています。ビタミンCを添加しているためと思われます。なかでもプルーンの100%ジュースは鉄分が摂取できるだけでなく、機能性も高いと言えます。
図6グラフ
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