トリプトファン
英名 Tryptophan
トリプトファン
C11H12N2O2
204.229
73-22-3
10608299
   
細胞
動物
ヒト 月経前不快気分障害(PMDD)の改善1)
抗うつ治療の効果を増強する可能性2)3)
禁煙補助剤として有効性が示唆4)
   
豆乳、牛乳、ヨーグルト、プロセスチーズ、ひまわりの種、アーモンド、肉類、糸引納豆、すじこ、たらこ、白米、そば
   
調味料、栄養強化剤 抗欝薬 合成オーキシン 代謝産物 ヒト必須アミノ酸
不足することで、ペラグラ発症例もある。
   
1)月経前不快気分障害(PMDD)の患者71名(試験群37名)を対象とした無作為化二重盲検プラセボコントロール試験において、トリプトファンを6g/日、17日間摂取させたところ、気分の変調、緊張、イライラなどの症状が改善されたという報告がある
(PMID:10721042)


2)うつ病の入院患者24名(試験群13名)を対象とした無作為化二重盲検プラセボコントロール試験において、クロルイミプラミン50mg/kgにL-トリプトファン300mg/日を28日間併用させたところ、クロルイミプラミン単独摂取よりハミルトンうつ病評価尺度を改善したという報告がある(PMID:6381336)。

3)内因性うつ病の女性患者24名を対象とした無作為化二重盲検プラセボコントロール試験において、クロルイミプラミン150mg/日にDL-トリプトファン 0.1g/kg体重/日、3週間併用摂取させたところ、クロルイミプラミン単独摂取より症状の改善が認められたという報告がある(PMID:985049


4)1日15本以上の喫煙者31名(18-60歳、試験群16名)を対象とした無作為化プラセボコントロール試験において、高炭水化物食と共にL-トリプトファン50mg/kg体重/日、2週間摂取させたところ、低炭水化物食とプラセボを摂取した群と比較して、禁断症状の緩和(Multiple Affect Adjective Checklistの不安指標とSmoker Complaint Scaleによる禁断症状)が見られたという報告がある(PMID:1880796